～私たちはときめく暮らしを提案する総合生活支援産業です～
これまでは自分一人で歩いて買い物に行くことが出来ていたのに、それが出来なくなってしまった。 だからまた買い物に行けるようになりたい。 利用者さん一人一人にはそれぞれ異なった目標があります。 そういった目標や日常の中でのお困りごとを把握し、スタッフ同士で徹底的に共有しています。 お昼休みなど、ちょっとした時間でもスタッフ間で雑談をしながら、利用者さんの小さな変化を伝える。 より良いサービスを提供するためにはスタッフ同士のチームワークが必要不可欠なのです。 先ほどお伝えした、また一人で買い物に行きたい、という目標を持たれていた利用者さんですが、その後それが実現し、たまたま買い物帰りにお会いしたんです。 その時に「また買い物に来れるようになりました。ありがとう。」そんなお言葉を頂戴しました。 そういう利用者さんからの言葉が何よりも原動力になっています。
自分が中学生の頃に怪我をしてしまい、リハビリテーションを受けてこの仕事のことを知りました。 その時の先生が本当に寄り添ってくれて素晴らしい仕事だなと感じたんです。 また、子供時代はおばあちゃんに育てられて、自然と高齢者の方との接点が多く、たくさんの人をサポートしたいという想いから、この仕事を選択しました。 機能訓練士なので、もちろん動きたい、歩きたい、もっとこうしたい、というお悩みに寄り添って解決していくことを大切にしていますが、 同時に、一つ一つの会話など、自分の家族だと思って接することをいつも心がけています。 おばあちゃん子だった自分からするとピッタリの仕事です。 仕事の中では、お世辞のように「ありがとう」。と言われることもありますが、お世辞ではない、 心からのありがとうを頂くこともたくさんあり、その時は本当に嬉しいですよ。
普段の仕事は利用者さんのリハビリ、体の面から安心して動けるようにするサポートしています。 特に私が心がけていることは、利用者さんの目線に立つということ。 視線の高さも合せて、相手が今、何を考えているのか？常にそこに気づけるように意識しています。 もちろん大変なことも多く、家に帰りたい、外に出て散歩がしたい。 と言われてしまうこともあります。 だからこそ、目線を合わせて心を通わせることが大切だと考えています。 利用者さんは人生の先輩、自分が何かをして差し上げるということだけでなく、たくさんのことを教えてくれる存在でもあります。 料理が得意な利用者さんがいて、会話の中で、蒸し鶏を柔らかく調理する方法を教えて頂きた時のことです。 教えて頂いたことを、実際に家で作ってみたんです。 それを写真で見せたら、とても喜んでくれて、改善点まで教えてくれました。 これからも心と心で通じ合ええる、そんなデイサービスを目指していきます。
私の仕事は送迎と入浴介助を主に行っています。 お風呂場などは足が滑りますからね、まずは利用者さんが怪我をしないように、細心の注意を払っています。 あとはやはり会話。あまり沈黙にならないように、今日のお天気の話や小さなことでも、そういった空気感を大切にしています。 会話の中で嬉しかったことは、利用者さんが前日自宅にお孫さんが遊びに来ていたようで、そのことを本当に楽しそうに話してくれたり、 中には、自宅で入るお風呂よりも、ここで入る方が気持ちいいと、言ってくれた方もいらっしゃいました。 普段あまり話をされない方から頂いた言葉だけに、より一層嬉しかったですね。体のリハビリを行う場所ですが、 ここに来ることで、たくさん笑ってもらいたい、元気になってい頂きたい。 高齢の方の何かお役に立ちたい。 そんな思いでここに来ましたが、それが実感できる場所です。